札幌に移住した頃、最初は当然借家でした。
西区内の賃貸マンションの4Fで、JRの駅まで徒歩7〜8分の所で駐車場もあり便利な所でした。
その当時、まだ子供もいなかったので2LDKの広さで家賃は75,000円でした。
2LDKといっても、和6畳 洋6畳 LDK約10畳 あり1階には各戸専用の物置があり、川崎から引っ越した
ばかりの頃は2人では広くて十分なスペースでした。
その近辺では、新しいマンションだったし、駐車場の整備等管理が行き届いていたので近隣の相場より高
めのマンションでした。
しかし私たち夫婦は、川崎に住んでいた頃のアパートと比べると断然広く、なおかつ駐車場もあり、賃料も
安く雪かきもしなくてよく 結露をすることを除けばとても快適でした。
そこで、北海道の家 特に札幌での家探し際のポイントを私なりにアドバイスしてみます。
まず、借家か買うかの問題ですが、 どんなにお金を持っていても絶対にいきなり買わない で最初
は賃貸にしたほうが良いと思います。

それも1軒家はとりあえず候補から外してアパートやマンションがいい
と思います。
なぜかというと、いきなり何も知らない土地勘のないところに来る訳で
すから、その土地柄がどのようなものか、近所にはどんな人が住ん
でいるのか 不動産屋の説明 だけでは絶対に分かりません。
いきなり買ったマンションの住人に堅気でない人や水商売関係やあやしい外国人が頻繁に出入りするよう
な所だと落ち着いて生活できません。
話は少し飛びますが、札幌は俗に言う や○○さん が比較的多い所だと言われていますので、繁華街
の真ん中などの便利な所はそのような方々がいらっしゃる所が多いと思ったほうが良いです。
話は戻って、1軒家を候補から外してほしいのは、 札幌は冬大雪が降る という特殊事情があります。
家の構造や、駐車場の屋根の有る無し、ロードヒーティングや融雪設備の有る無しで雪かきにどの程度労
力が必要なのか札幌初心者には、現実が目の前に来ないとなかなか想像出来ません。
とりあえず、アパートやマンションに住んでみて一冬近所の一軒家をよく観察してみるか、友人や知人の
家をよく見せてもらって下さい。
想像以上の雪の多さと、雪かきをしている方々のたいへんな感じが良く分かると思います。
そして、 自分なりに雪に関する情報と覚悟 が決まったら一軒家に引っ越せばいいのです。
まとめると、
1)賃貸物件にする
2)アパートかマンションにする
3)JRか地下鉄の駅までなんとか歩いていける範囲で探す
(自転車で行けば行けそうだと思っても冬は自転車に乗れません)
4)間取り図面より実際に広さを目で見て確認する
5)同じ敷地内に駐車場が有る物件で、屋根つきもしくはロードヒーティングが有るものを探し
最低でも降雪時に駐車場の除雪をやってくれる物件を探す。
(雪が降り続くと自分の車の周りの除雪もかなりたいへんです)
6)ちゃんと鍵がかかる戸別の物置があること
(車があればタイヤの収納で絶対に必要です)
7)館内に集中配管されている灯油ストーブが設置されている物件
(電気やガスの暖房はコスト高です。集中配管されていると自分で灯油を買いにいかなくてもOKです)
8)水道凍結の心配のない設備が施されている物件
(古い物件だと水抜きを毎日やる必要があるらしいです。凍結させるとすぐ○○万円です)
だいたい私が考えつくのはこれぐらいですが、ようはすべては 冬のことを考えて選ぶ ということです。
冬に探せばすぐにわかることでも、雪のない季節だとついつい忘れて
冬が来て大変さを思い知るのです。
最後にもう1点アドバイスをするとすれば、友人知人や親戚がいる人
は、できるだけ近くに探したほうが良いと思います。
何かと不案内なことが多くても知り合いが近所にいれば親切にいろいろ面倒を見てくれます。
我が家も女房のお友達がすぐ近くに住んでいたので、いろいろ細かいことを教えてもらったり、食事に呼
んでもらったり随分とお世話になりました。
私の家族は、2001年に長男が誕生して手狭になったので2003年の秋に北区に これぞ北海道の家
という一軒家を建て引っ越しました。
北欧風の高断熱住宅 で冬は暖かく夏は風通しが良く涼しく快適な住宅です。
夏場は、家庭菜園で野菜を作ったり、裏庭で友人を招いてBBQを楽しむなどマンションに住んでいた時と
違い別の楽しみもたくさん出来ました。
北海道の家についてのアクセスが多いので、家のことについて追記します。
北海道での住宅について少しでも知っている人であるならば、北海道の一般的な住宅は、本州のそれより
も断然造りがしっかりしていて、特に冬場の暖房は驚くほど効いており暖かく過ごしやすいのです。
これは、近年の寒冷地に適する住宅の改良が進んだここ20〜30年の事で、北海道の昔の冬の記述など
を読んでいると、「朝起きたら家の中に雪が積もっていた」「自分の寝息で布団のへりが凍っていた」など
の話は数知れず、家の中も寒い事は昔は普通の事だったようです。
それが、住宅の構造が大きく変わり、断熱材等を多く壁面や屋根裏に
入れることによって高断熱を実現して住宅内部の密閉性を高め、
住宅内部のどの部屋でも暖房がよく効く家が
近年の北海道の家と言えるでしょう。
我が家は、実は輸入住宅で有名なスウェーデンハウス(以下SWHと記す)を2003年に建てました。
建てるにあたり、住宅展示場は数箇所見て回り、特に地元のメーカーなどは、大規模な展示場と製造工
場があるメーカーの本拠地まで出かけじっくり見学して、見積もりを取り、メーカー別の優劣を長い間にわ
たって検討しました。
SWHは、実はかなり以前から知っており、宮城県に住む友人の家に遊びに行って宿泊させてもらったの
がSWHで、暖炉があったり、日本には少ない押し上げ式の三層窓など質素だけれども快適で過ごしや
すく、風通しも抜群で、自然の景観に溶け込んだ外観もとても美しかったのです。
しかし、高品質である住宅は同時に高価格で”このような素晴らしい家を持つ事は夢だなぁ”と考えていま
した。
それから、かなりの月日が流れて実際北海道での家の建築を考えた
時、SWHは一番の候補で市内に数箇所ある住宅展示場のSWHは
全部細部まで見て回り、以前住んでいた西区のマンションからそう遠
くはない北区にちょうどSWHが住宅地として売り出すタイミングで、
土地を取得してSWHを建てました。
外観の形状から、内部の間取りや仕上げ材の色から種類まで全てオーダーメイドで、予算さえ合
えば自分の思ったとおりの家が建てられます。
そのかわり打ち合わせ事項は膨大にあって、約半年の間寝ても覚めても家の事ばかり考える日々が続き
ます。
住宅の性能等については興味のある方は、上記のHPからご覧頂くと分かるのですが、住んでいるものの
意見を言わせていただくと、SWHは北海道の気候風土にピッタリでとても住みやすい家であるという
事です。
冬場は、暖房用のボイラーをシーズン中ずっと入れておくのですが、思ったより低燃費で、玄関 トイレ
キッチン リビング 洗面所 風呂場 各居室 家中どこに行っても温度の差がなく、我が家の場合20℃
〜22℃を常に保っています。
暖房は、ボイラーでお湯を沸かしてそれを常に循環させて温める間接的な暖房で、火が直接見える
ストーブや温風が吹き出すエアコンなどと違い、じわじわと暖める感じで一度暖まるとなかなか冷えていき
ません。
窓を冬の間閉め切っていると、空気がとても悪くなるのではとお考え
の方も多いと思いますが、これは24時間動いている
空気の強制給排気システム(SWHではフレクトといいます)によっ
てほぼ24時間で全ての空気を入れ替えていますので常に清々しい
空気が流れています。
このフレクトによって空気の循環を行っているおかげで、室内のどの窓にも結露はまったくおこらず、
かびやダニなどを発生をさせない優れもののシステムです。
今では、多くの住宅メーカーが同じようなシステムを採用していますが、性能ではSWHが秀逸だと聞い
ています。
また夏場はこのフレクトのおかげで、熱気がこもらず、部屋が暑い場合は各窓をすかして、フレクトを通常
運転から少し早めの運転にしておくとあっという間に涼しくなります。
北海道の多くの一戸建ての住宅は、クーラーをまず付けていませんので、住宅の性能によっては住宅の
断熱材に蓄熱してしまい、晴天が続くと家の内部は相当暑いとご近所の方や友人から聞きますが、我が
家は相当暑い頃でも一度も暑くて寝られないなど思った事がなく、夏場の涼しさでも他の北海道の住
宅に比べて群を抜いていると思います。
以前住んでいた、西区のマンションとは大違いで、SWHにはクーラーは絶対に必要ないようです。
ここで、以前聞いたSWHの家作りの思想というものを簡単にご紹介しますと、SWHはご存知のように社
会保障制度の行き届いた、質実剛健の北欧のメーカーらしく、少ないエネルギーで1年中家の中で快
適に過ごせることを目的として、住む人がメンテナンスをしながら家を大事にして100年住める家
を作ることを最大のモットーとしているところです。
ですから、北欧の他のさまざまな製品と同じで、購入する時はかなり高いものですが、長く使え丈夫で結
局家において何代にもわたって使うものなどが多く、結局は安い買い物であるという北欧諸国の見事な考
え方が繁栄されています。
SWHは、家の内装にもヨーロッパの密度の濃い木をfふんだん
使い、見た目には質素ですが温もりのある木の香りが漂う住宅
です。
北欧と北海道とは気候が似ているので、札幌から20kmも離れていないお隣の当別町に
スウェーデンヒルズというSWHだけで出来た住宅街があります。
ゆったりとした敷地で、ガーデニングを楽しんだりすぐ隣のゴルフ場や温泉に行ったり、近くの畑を借りて
野菜作りをするなど自然に囲まれて楽しい暮らしが出来るところです。
東京や大阪などからの移住者もとても多いところですので、ご興味のある方はぜひご覧下さい。
SWH以外にも北海道には様々なハウスメーカーがありますのでじっくり検討されて長く使える愛着の持て
る家を建ててほしいと思います。
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